COLLINS:AIデータセンターの冷却システムが実際にどう動くかを、構築の前に確かめる
October 27, 2026
COLLINSは、液冷方式のAIデータセンターの冷却システムについて、チップ上のコールドプレートから建物の外へ出ていく熱まで、検証済みのデジタルツインを構築する3年間の研究プロジェクトです。目的は、実際の機器を実際のAI負荷で動かして校正したモデルを使い、設計と運用の判断を、何かをつくる前、変える前に試せるようにすることです。
プロジェクトの期間は2026年9月から2029年8月までです。スウェーデンのイノベーション庁Vinnovaが費用の一部を支援し、残りはパートナーが負担します。コンソーシアムは、コーディネーターのModelon、RISE、Korea Testing Laboratory、ルレオ工科大学、Vertiv、SWEP、LUVEで構成されています。
ModelonがData Center Libraryを拡張、AIデータセンターの冷却に対応
October 27, 2026
人工知能(AI)ワークロードが、データセンターの設計を大きく変えつつあります。ラックの電力密度が上がり、新しい冷却方式が登場し、効率への要求も高まるなかで、システムを導入するずっと前に性能を評価する、より良い方法が求められています。
こうした変化に対応するエンジニアリングチームを支援するため、Modelonは、Modelon Impact向けのData Center Libraryを拡張し、二相式ダイレクト・ツー・チップ冷却をはじめとする先進的な冷却システムをシミュレーションする新機能を追加しました。メリーランド大学と共同で開発した今回の拡張版では、冷却戦略の評価、設計案の比較、幅広い運転条件にわたるシステム性能の把握が、これまで以上にしやすくなります。
廃熱でデータセンターを冷やせるか? Resaltaのシミュレーションで見えたこと
October 20, 2026
冷却は、データセンター事業者が電力使用量を減らすうえで最も効果の大きい手段の1つです。一方で、電力と冷却を1つのシステムとして設計する場合は、最も難しい部分でもあります。今回の新しい事例では、欧州のエネルギーサービス企業Resaltaが、Modelon Impactを使って大胆なアイデアを検証しました。現地のガスタービン発電だけでデータセンターをアイランドモード(系統から独立した運転)で動かし、タービンの廃熱を使って冷却するという構成です。主な結果は、冷却に関わる電力が推定81%減るというものでした。ここでは、この結果が重要な理由と、エンジニアリングチームが学べる点をご紹介します。
ModelonとSimetrixDT、オーストラリア・ニュージーランドでデータセンターシミュレーションの提供を拡大
October 15, 2026
ModelonはSimetrixDT社と付加価値再販契約を結び、オーストラリアとニュージーランドで、Modelon ImpactとData Center Libraryの提供を拡大します。AIの普及で複雑さを増すデータセンターの設計・運用を、シミュレーションとデジタルツインで支援します。