Modelonライブラリコース
MODELONライブラリコース
Modelon製ライブラリに関するトレーニングコースを提供しています。各ライブラリの使用方法を紹介し、システムモデルやモデルシミュレーションを構築し設定するための知識を提供するように設計されています。本コースは、Modelonライブラリ製品の専門家が監修する2日間のコースです。
現在下記のライブラリコースの受講が可能です。
- 空調ライブラリ
- 油圧ライブラリ
- 車両ダイナミクスライブラリ
- 燃料電池ライブラリ
お客様のご要望に合わせたカスタムトレーニングのご提供も可能です。詳細はセールスへお問い合わせください。
空調ライブラリ
空調ライブラリの使い方を2日間で学ぶことができます。初日は空調サイクルに必要な部品のシミュレーションとキャリブレーションの実行ノウハウに焦点を当てます。2日目は空調サイクルの構築と分析に焦点を当てます。
本コースは以下のトピックスをカバーしています。
空調ライブラリの概要
- 熱交換、バルブ、コンプレッサー
- 部品と模擬実験用のテンプレート
- 部品モデリングとサブモデルの選択
設定とバーチャル実験
- Excelインターフェースを使ったモデルキャリブレーション
- モデルの初期化
- Simulinkとの接続
- サイクル分析と充電最適化
- Dymolaの最適化パッケージを使った非線形パラメーター探索
モデリングとカスタマイズ
- カスタマイズした熱交換の構築
- カスタマイズしたサイクルの構築
- サイクル初期設定
- 受講者定義のモデルと相関の追加
油圧ライブラリ
油圧ライブラリの使い方の包括的なイントロダクションを2日間で学ぶことができます。本コースでは、油圧およびマルチドメインのシステムとシミュレーション実験のセットアップ方法、また標準的なシミュレーション解析の実行方法を習得できます。
本コースは以下のトピックスをカバーしています。
- 油圧の理論的な背景
- 油圧ライブラリの概要と利用可能な部品(ポンプ、制御バルブ、シリンダー、制限措置など)について
- オイル、ライン、ポンプのモデルの違いと利用領域の理解
- ロバストかつ高速なシミュレーションのためのモデリングテクニック
- 油圧要素を使ったバルブの構築
- 熱効果の考慮
車両ダイナミクスライブラリ
車両ダイナミクスライブラリのイントロダクションを2日間で受講できます。このコースでは、ライブラリの内容とテンプレートを使った車両モデルの構築を学びます。さらには、様々なタイプのバーチャル実験の練習を通してテンプレートのカスタマイズを行い、既存のテンプレートを超えてニーズに合ったモデル設定の方法を知ることができます。
本コースは以下のトピックスをカバーしています。
車両ダイナミクスライブラリの概要
- 車両と車両サブシステム
- シャーシとシャーシ部品
- サスペンション、ステアリング、ホイール、タイヤ
- エンジン、トランスミッション、ブレーキサブシステム
- ドライブラインとハイブリッドパワートレーン
設定とバーチャル実験
- 三次元道路の作成
- ドライバーモデル
- K&C分析
- 制約条件下と定常状態での分析
- Simulinkとの接続
- リアルタイムシミュレーション
モデリングとカスタマイズ
- テンプレートと基本クラスの利用法と構築法
- テンプレートを超えたモデリング
- サスペンションモデルのカスタマイズ
- カスタムタイヤモデル
対象者
Modelonライブラリコースは、Modelon製ライブラリを包括的に習得したいユーザーやライブラリ開発者を対象としています。本コースはお客様のニーズとツールに合わせ調整することができます。
お申込み方法
トレーニングコースには、定期開催のトレーニングコースと、お客様の要望に合わせたカスタマイズトレーニングコースがあります。お申込み、お問い合わせなどはセールスにご連絡下さい。