Dymola イントロダクション
Dymola イントロダクションコース
Dymola イントロダクションコースは、DymolaとModelicaのモデリングとシミュレーション機能を包括的に紹介するコースです。トレーニングは合計で5日間のコースとなります。Dymola イントロダクション I(2日間)とDymola イントロダクション II(3日間)の2つのパートで行われます。
こちらのトレーニングコースは、DymolaとModelicaを最大限にご利用いただくための理解と利用方法をお教えいたします。各主題はまず初めに特徴に焦点を当てDymolaの説明と実演が行われます。演習セッションでは、受講者が実際にDymolaを使って演習して頂くことで理解を深めることができます。また、ベストプラクティスに従って独自のモデルライブラリを構築します。
コースの終わりには、ご自身で構築したモデルライブラリと知識・理解を獲得し、このダイナミックなツールを有効利用し始めることができるようになっています。
コースは以下の内容をカバーしています。
- Modelicaスタンダードライブラリを使ったマルチドメインモデリング
- Dymolaユーザーインターフェース
- Modelicaによる物理モデル構築の手法と原則
- Modelicaモデリング言語の基礎
- 大規模モデルの構築
- Dymolaを使ったモデル開発の良質な練習
- Modelicaスタンダードライブラリの利用
- カスタマイズしたモデルライブラリの構築
- Modelicaモデルコンポーネントの作成
- シミュレーションと線形化
- モデルテンプレートを使った作業
- 離散的なイベントを伴う現象
- ModelicaとDymolaの使用時に陥りやすい間違えと解決法
- モデル構築と数値計算のトラブルシューティング
- 適正なソルバーの選択
- C言語やFortranの埋め込み利用
- 独立実行ファイルもしくは、ダイナミックリンクライブラリ(DLLs)としてのエクスポート
- MATLABやSimulinkとの互換性
- シミュレーション結果のプロット、可視化
- スクリプトによるタスク処理の自動化
- リアルタイムシミュレーションのイントロダクション
対象者
新規Dymolaユーザーに最適なコースです。DymolaやModelicaの知識の有無は問いませんが、シミュレーションや物理モデルの基本的な知識を持っていることは望ましいです。
お申込み方法
トレーニングコースには、定期開催のトレーニングコースと、お客様の要望に合わせたカスタマイズトレーニングコースがあります。お申込み、お問い合わせなどはセールスまでご連絡下さい。