製品オプション & モデル・ライブラリー

Dymola の構成

Dymola のインストールでは、Dymola の標準構成に加えて、add-on オプションやモデル ライブラリーの選択を行います。これにより、必要なものを一通り効率的に揃えることができます。

Dymola の標準構成の中には、オープンソースであるModelica 標準ライブラリーが含まれています。それは、膨大な数のモデル部品と制御システム開発のための関数ブロックたちです。

Modelica モデルライブラリー

add-on Modelica libraries、 つまり、追加のModelica ライブラリーは、産業向けの部品やテンプレートのバラエティ豊かなセットを提供します。

Dymola add-on オプション

Dymola add-on オプションは、Dymola の機能を拡張します。詳しい情報は、モデロン のセールス チームにお問い合わせください。

コードとモデルのエクスポート

Dymola はモデルとモデルのソースコードを他のプラットフォームで利用するためにエクスポートできるようにつくられています。3通りの機能的に異なるエクスポート形式が提供されています。さらに、ランタイム ライセンスがあれば、標準のDymola ライセンスで他のコンピュータ上でモデルを開発し、シミュレーションすることができます。

Binary Model Export オプションは、モデルを他のコンピュータやプラットフォームで利用するためにエクスポートします。このとき、利用先のシステムにDymola ライセンスを取得している必要はありません。

この方法により、コンパイルされたモデル、または、実行可能なモデルを生成し独立して扱うことができ、さまざまなシミュレーションツールやプラットフォームで検証することができます。コンパイルされたモデルは、Functional Mockup Unit (FMU)、 dll または、実行可能 (executable) の形式です。

これらエクスポートされたモデルのシミュレーションにおける扱い易さは、Dymola ライセンスのあるコンピュータ上でのものと同じです。ですから、この add-on は、一連のモデル展開において極めて強力な助けとなります。

Source Code Generation では、利用先のシステムでのDymola ライセンスを必要とせず、あらゆるプラットフォームに対応するコードをエクスポートします。生成されたモデルコードの内容を修正・部分変更できる数多くのフラグがあります。

Source Code Generation は、可読で分かりやすく文書化されたコードをエクスポートすることができます。これにより、内容を調べたり、デバッグやプロファイリングなどが容易にできるようになります。このエクスポート オプションは、迅速なプロトタイピングなどの高度なモデルベース開発に適しています。

Source Code Generation オプションは、Real-time Simulation によって提供される機能と、モデルがDymola や Simulink で翻訳されるときの Binary Model Export を含みます。

Binary Model Export オプションと Source Code Generation オプションは両方とも記号テーブルの情報をエクスポートすることができます。例えば、モデル構造、変数名、型、XMLファイルとしてのユニットなどです。

Real-time Simulation オプションにより、Microsoft のC言語コンパイラーがサポートされていない環境でモデルを使うことができます。このオプションは、特に実時間プラットフォームに向けてデザインされています。例えば、Hardware-In-the-Loop シミュレーションのためにDymola によってサポートされているdSPACE や xPC プラットフォームが挙げられます。

  • Real-time Simulation オプションのみが、インライン積分を使うモデルのエクスポートを行うことができます。 すなわち、固定ステップ積分手法が組み込まれたものがあります。
  • Real-time Simulation オプションを使ってエクスポートされたランタイム ルーチンは最新のライブラリー ルーチンを含みません。

Dymola run-time ライセンスがあれば、他のコンピュータでのエクスポート オプションは必要ありません。Dymola run-time は、Dymola シミュレーターやSimulink インターフェースを使った開発されたモデルを取り扱うことができます。

モデル設計ツール

物理系を記述した Modelica のモデルは普通、設定すべきパラメーターを多く含んでいます。その中には、設計の仕様からは決定することが困難なものがあります。測定が困難なものもあります。例えば、部分の慣性や、摩擦、損失に関するパラメーターです。

モデル キャリブレーション ( パラメーターの見積もり) は、シミュレーションの結果が測定データとよく合うようにパラメーターを調整するために、実際のデバイスからの測定データを使うプロセスです。Dymola では調整すべきパラメーターを変えてシミュレーションを行うことができ、測定データとの差が最小になるような満足のゆく解を探索します。

Modelica のモデルは、多くのパラメーターを含みますが、それらは製造品がより良いパフォーマンスを持つようにチューニングされます。例えば、ばね定数、ギア比率、制御装置のパラメーターなどです。

設計最適化はシステムの振る舞いが改善するようにパラメーターを調整するアプローチです。調整されるパラメーターは、改善を表現する数学的な基準が最小になるように計算されます。基準値は大抵の場合、シミュレーションの結果から導かれます。例えば、オーバーシュート、応答の立ち上がり時間などですが、これらもまた周波数応答や固有値解析によって導出されます。

モデル管理には、さまざまな作業が含まれます。モデルの暗号化、バージョンコントロール、チェックのためのユーティリティー、テスト検証やモデル比較などです。

  • 回帰テスト ( シミュレーション結果がよく分かっている結果に対して適合しているかチェックします。).
  • Class and condition coverage.
  • 可変ユニットと様式のチェック

DymolaはDassault Système の製品であり、Modelon によって 北アメリカ、中央ヨーロッパ、北欧で広められています。


Dymola を使えば、システムのパフォーマンスをシミュレートし、よりよい情報を基に製品の最適化を行うことで、バーチャル環境でコストと利益を分析できます。

Mark Selby , Senior Principal Engineer, Ceres Power
  お問い合わせください !

Product Sheet 

Modelica Libraries
Dymola Success Stories
Dymola for Academic Institutions
Licensing and Pricing Options