モータースポーツ

モータースポーツでの勝利はドライバーのスキルとチームの力に依ることはもちろんのことですが、それに加えて構成管理は決定的な要因となります。

ドライバー、競争相手、路上や天候の条件に対して、車両が最高のパフォーマンスを発揮できるように構成を決める必要があるのです。

これが理由で、モデロンの車両ダイナミクス・ライブラリーは、NASCAR や IndyCar、そして世界中のモータースポーツのチームたちに選ばれてきました。


 車両ダイナミクス・ライブラリー は、レースチームのシステムとシステム間相互作用のパフォーマンスを最適化するばかりでなく、レース事業全体を通してモデルを展開することができます。

利点

  • 正確なシミュレーションによるレーシングカーの性能予測
  • 特定の競走場の条件における乗車とハンドリングの分析
  • Dymola の活用による開発時間の短縮
  • エンジニアリングの全過程を通じたモデルの展開
  • モデルのスケール変更やカスタマイズ、そして再利用
  • 既存のソフトウェアとの容易な両立
  • 車両システムのあらゆる領域、タイヤ、空気力学、エンジン、サスペンション、駆動列などで応用可能
  • リアルタイムシミュレーションと解析

Nothing impresses NASCAR like speed.

NASCAR チームを顧客とする製造業者が、リアルタイムシミュレーション・ツールを開発するために 車両ダイナミクス・ライブラリー を利用する理由です。柔軟で計算スピードが速いので、レースチームのエンジニアがさまざまなコンディションでの性能予測分析をトラックサイドでツール展開できます。

車両ダイナミクス・ライブラリーはNASCAR レーサーのあらゆる側面をモデル化するために製造業者の間で利用されています。フロント・サスペンション、ダブル・ウィッシュ・ボーンは、VDLのサスペンション・テンプレートから直接構築されました。後部サスペンション、硬い軸のトレーリングアーム設計は、Modelica の標準ライブラリーとモデロン製の機械ライブラリーから構築されました。

NASCAR のお客様はVDLにおいて、カスタム・タイヤ、空気ダイナミクス、エンジンモデルなどを容易に拡張することができます。VDLのチューニング・コンポーネントでは、車両フレーム、高さ、重さの分布、サスペンションの先端、キャンバーなどを正確に設定することができます。

VDLのバイナリーエクスポート機能によってサスペンションや車両モデル展開をトラックサイドの複数のエンジニアが行えるようになります。ソースコードのエクスポート機能によって車両モデルの再利用とリアルタイムでの応用が可能になります。

スピード、柔軟性、包括性、ユニバーサルなモデル展開: そして結局、彼らはチェッカーフラクを NASCAR チームに振ることになる。

 

 

モータースポーツ界は極めて競争的な世界であり、開発時間というのはレース場でのスピードと同じぐらい重要な要素です。

設計が始まる前から、 Dallara ユーザーは動力学、操舵ジオメトリー、空気ダイナミクス、パッケージング、冷却、エンジンパフォーマンス、リアルタイムシミュレーター、モノコックの硬さ、そして、マイナーな据え付けの詳細を評価します。

Dymola と 車両ダイナミクス・ライブラリーは開発途上のシミュレーターにとって鍵となります。設計者は、レーサーのあらゆるパーツを素早く構築することができて、かつ、開発関係者の間でそれを共有することができます。

リアルタイムシミュレーションはゴムタイヤがトラックに接触する現場で検証されてきました。

Dallara いわく、この手法は Nippon Super Formula の開発時間を半分以下に短縮し、物理的なパフォーマンスとトラックの感触は仮想シミュレーター上で開発したものに顕著に近いものとなっています。

Toso, A. and Moroni, A., Replicating the Racing Experience Automotive Engineering, SAE International, pp. 26, March 2015

Toso, A. and Moroni, A., Professional Driving Simulator to Design First-Time-Right Race Cars, SAE Technical Paper 2014-01-0099, 2014, doi:10.4271/2014-01-0099. 

Toso, A. and Moroni, A., Professional Driving Simulator to Design First-Time-Right Race Cars, SAE Technical Paper 2014-01-0099, 2014, Presentation (pdf).

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Dymola と車両ダイナミクス ライブラリーを活用することにより、 Nippon Super Formula のあるレーシングカーの開発時間は26 週間から12週間への50%以上もの短縮しているとの報告があります。

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Modelon の車両ダイナミクス ライブラリーは、Dallara のドライビング シミュレーターのソフトウェア ソリューションで鍵となる要素です。